これでいいのか日本の食料事情


■ 賃貸マンション  2016/01/29

今使っている事務所が、インキュベーション施設で、
最長5年となっている。

3月で丸5年となり、事務所を他で借りる事にした。
何箇所か見学に行き見積りを取った。

その中に『鍵の交換費用』という項目があった。
これは次の借主が払う内容の物なのか?
普通の商習慣では考えられない。

空室率は増えても、大家は資産があるから困らない。
町は廃れ、高齢化は進む一方である。

空室にするのであれば、好条件を出し、
回す方を選ぶのが当たり前だと思う。

農業も含め、一般的な商習慣とは合わない物が多い。
業界の当たり前を疑う事は、とても重要である。

結局困らないと、変らないようである。
実は困ってからでは遅い場合が多い。

何事もタイミングが大切である。

■ 国体  2016/01/28

岩手で国体が始まった。

おもてなしメニューは良いが、体操まで考えたり、
行政が指揮を執り実施している。

いつも行政担当者には話すが、国体の関係者は岩手が好きで来たのではなく、
国体をやりに来ているのだから、その人たちに何かをして、
地域振興をするには効率が悪すぎるという話しをする。

そして、露骨に嫌な顏をされる。

政治やお役人は、政(まつりごと)が大好きである。
何をやり、何人来て、経済効果がどの位あったか・・・
民には全く関係ない数字が並び、自己満足で終わり本当の検証はしない。

地方は消滅するかも知れないと思う瞬間である。
そんな事より、農業の高齢化は深刻で待ったなしである。

そんな事より、政が好きのようである。
結局民の気持ちは分からないようである。

■ 廃棄処分  2016/01/22

廃棄処分の商品が店頭に並ぶ事が起きた。

残念ではあるが、氷山の一角だと考えられる。
バスの事故やこの事件も根本は同じである。

過度な価格競争が招く、悲劇である。

日本の資本主義の草分け的な存在、渋沢栄一の言葉、
資本主義は、倫理観がなければ暴走するという事を当時から言っていた。

倫理観がなければ、欲望に流され社会は崩壊するという事であった。

世界を見ていて思う事は、ブレーキのないバスに乗り、
人類は突き進んでいると思うのは私だけだろうか?

人間が住める地球時間を早送りしているとしか思えない。
人間の向上心が、温暖化を早めている。

廃棄処分から、そんな事を思うのは私だけだろうか・・・

■ SMAP解散騒動  2016/01/20

先日の会見は実に酷いものであった。

解散騒動は意味がある事で、
育ての親が抜けようが、それは原因の1つでしかない。

変化は悪い事ではない、もっとお互いが苦労して
それぞれが学び、5年後とか10年後に再結成した時に
更に素晴らしい内容が見られるのだと思う。

ファンも本人たちの将来より、自分の欲求を満たすための行動で
本人たちの事を思ったら、意思を尊重するのが大切であったはずだ。

自分で仕事をしていると思うが、ビジネスパートナーとも時には
袂を分かつ事もある。それはお互いが成長した証しでもある。

政治を含め、本当の意味での成長を嫌う人が多いようである。
リメンバーバブル、リメンバー昭和・・・
見えない未来にこそ希望がある。

農業も含め、イノベーションが必要なのに、
みんな枠から出られないようである。

出れば何て事はなかったりする。

■ 価格  2016/01/17

痛ましいバスの事故が起きてしまった。

グローバルスタンダードの考え方で行くと、
安い物には必ずリスクがあるという事である。
サービスの質もそうである。

日本人は、コモディティ化した商品やサービスもそれなりの品質を求める。
それは、消費者の都合が最優先されてしまうからである。

これでバスの規制を強化する、バスの運転手は益々集まらなくなる。
そして、定年後年金では暮らせない高齢化した運転手が中心となる。

実は農業も同じような形である。
流通側の過度な値下げ圧力で、生産者の所得は驚くほど低い。
結果的に、後継者が育たない。

低価格は一時的には得をした気になるが、長い目で見たら崩壊を意味する。

グローバルスタンダードは短期で物事を見る。
低価格にはリスクがある事を説明する必要がある。

亡くなられた方にはご冥福をお祈りする。

■ 新年  2016/01/02

あけましておめでとうございます。

私個人的には、年末から体調を崩し、年始まで寝込んでいました。
昨年の検証もしないまま、新年になりました。

昨年は、自分自身では消化不良な事が多くて、
前に進んでは、戻る繰り返しでした。

不可抗力も多く、自分にはどうにもならない事も多かったです。
今年は大きな期待もなく、肩の力を抜き、
目の前の事を、一所懸命にやってみる事にします。

お陰さまで、岩手志援株式会社は4月で丸5年となります。
節目の年、もっと面白い仕事をして行こうと思います。

では1年宜しくお願いします。

■ 戦争  2015/12/13

中東では様々な紛争が起きている。

実は、どちらも武器を提供してる大元は同じである。
武器の殆どはロシア(旧ソ連)製か、アメリカ製である。

考えれば分かる事で、現場(戦場)で銃撃戦が起れば誰かが儲かるようになっている。
冷静に考えれば誰でも分かる事である。

その戦争に日本も戦費を拠出している。
アメリカの要請を受けて、人を出さない代わりに、金は出すという事である。

結局死の商人が、イスラム圏の人たちを食い物にしている事は明らかである。
ヨーロッパの流れは、移民やイスラム圏の住民は受け入れない方向に進んでいる。
その一部はIS(イスラム国)に入り、戦闘要員となる。

戦争も一部の特権階級の人たちの、金儲けの手段となっている。

TPPもある意味同じである。
強い者はより強くなり、弱者は阻害されて行く流れである。
そうならないためにも、大きな波に呑まれない、強い意志が必要である。

小さいながらも、きらっと光る取組が大切である。
TPPもある意味武器を持たない戦争なのかもしれない。

■ 値決め  2015/12/10

商売の源泉は利益である。
利益を出すために大切な事は値決めである。

自分の商品にキチンとした小売価格を付ける。
勿論、無謀な価格を付けても、お客様には買ってもらえない。

これを人に委ねると、自分のビジネスにはならなくなる。
特に農業の場合、価格は農協任せという生産者が殆どである。

価格は維持される事なく、市場価格が原則である。
結果的に、生産者は人件費を入れると原価割れをして出荷している。
それでも変える事をしない。

普通のビジネスでは考えられない。
そんな状態でも沢山の補助金という税金が使われている。

値決めを出来なければ、まともな商売にはなるはずがない。
それは責任を背負う事である。

リスクがない商売なんてこの世の中にはないはずである。
農業は夢ではなく、共産圏が続いているようである。

■ 真心  2015/12/08

先日海難という映画を観た。

トルコと日本に起きた、時代を超えた恩返しである。
日本人が本来持っていた、自分の事より、まずは相手の気持ちを考える。
武士道精神にも繋がる内容である。

いつからだろうか、自分さえ良ければという考え方。
日本は本来与える文化であったはずである。
しかし、高度成長で物が豊かになり、ココロはどんどん貧しくなっている。

ネット社会になり、人間の欲得がストレートになっている。
最近思う事は、情報は多ければ良いのか?

携帯やパソコンが出来て、人間は本当にしあわせなのか!
大切な5感は鈍り、目の前の人とのコミュニケーションは蔑ろである。

想像力や好奇心が削がれて、格差は開き、考える力が弱くなる。

誰かが糸を引いているような。
もっと自分の頭で、足で、行動する事を映画を観て感じた。
今の延長線には、世界は滅びる方向に一直線である。

日本人が本来持つ、八百万の神の考え方が世界を救うのである。

農業も一緒である。奪う農業ではなく、与える農業を考えれば、
もっと世界は豊かになる。

■ アドバイザー  2015/12/07

先日、アドバイザーの懇親会があった。

お互いが組んで、何か化学反応が起きればという内容であった。
農業者も一緒であるが、結局同業者には本当の肚は見せないのが本音だと感じる。

様々な連携をするのにも、お互い既にブレーンがいる。
以心伝心、気心が知れた仲間の方が、パフォーマンスが出しやすい。

年齢的な事もあるが、新しい取組みをやるのであれば、
30代のアドバザーを育てる必要がある。

最近やって来る、ふるさと協力隊では難しい。
私が会ったスタッフには覚悟が感じられない。

結局給与(補助金)が終われば、元に戻るだけ。
私たちも、後継を育てる事は待遇面で難しいのである。

石破大臣にも、本当の現場を見てもらいたいと思う。

■ 商談会  2015/11/13

先日ある商談に伺った。

メーカーがブースを出し商品を紹介する。
仕入関係者に来てもらい、名刺交換をする。

この仕組みはそろそろ制度疲労を起こしていると感じる。

東京の一等地のホテルのイベントホールを借り、
沢山の行政関係者を動かし、費用対効果は合うはずもなく、
疑問が多い。

これからのやり方は、相互方向のやりとりが重要となる。
事前の情報発信をして、予め興味のあるバイヤーに絞った提案が大切である。

いずれにしても、総合的な商談会ではなく、カテゴリーを絞り、
小さな商談会を繰り返す事である。
関係性を深める事が重要となる。

従って、対応側も大手企業ではなく、中規模以下の事業者を大切にする必要がある。
行政も取引先のネームバリューに振り回されない対応が必要である。

大手企業は異動があり、担当者が変わり、ゼロベースになる場合もある。
小さなところは、役員クラスが対応する場合が多く、長続きする事が多い。

商談会もそろそろ目的を変える時期に来ているようである。
イノベーション、いうのは簡単ではあるが、実際は誰もやりたがらないのである。

■ 寄稿  2015/11/12

最近毎月のように、農業系の雑誌に書かせてもらっている。

文章は得意ではないが、現場の人たちに少しでも響けばと思い書いている。

その思いが伝わったのか、ある町から月刊の広報誌の一部を書いてほしいと依頼があった。
締切があるので、結構きついが、お受けする事にした。

言われた事が『鈴木さんの文章は元気が出る!』なんか嬉しかった。
自分の拙い文章が、読んでくれた人のココロを動かす事、胸が一杯になった。

私が常に大切にしている言葉がある『やり方ではなく、在り方』
少しは実践出来ているかな。そうはいってもやり方(文章力)を磨く事も忘れないようにしないとである。

新しいお仕事のステージを用意してくれて、本当に感謝である。

■ コンクール  2015/11/08

先日、岩手県主催のふるさと食品コンクールの審査委員長を依頼された。
県の農林水産部が主体の内容なので、生産者が前に出る内容のはずが!

どこどこのシェフが監修、
リーフレットにはシェフの写真が一番目立つところに出ている。
これって本当に価値になるのか?私は疑問である。
成長期のビジネスの典型であると感じる。

今のような成熟社会において、質の良いお客様が求める事は、
虚ではなく、実である。
どんな生産者が、どんな気持ちで作っているのか、
その部分をもっと知りたいのである。

シェフやプロデューサーは基本は脇役である。
そう考えると、こういうコンテストも、
私たち関係者より、お金を出すお客様を中心に考えた方が良い。

成熟期に合せた、内容にする必要がある。
慣例主義から脱皮する時期に来ているようである。

追伸
テレビで紹介されたようだ。

■ セミナー  2015/11/06

今位の季節から、年度末に掛け、
農業者向けのセミナーは各地で開催される。

行政や、大学、支援機関が主催の場合が多い。
しかし、農業者の意識改革には全くならない場合が多い。

いい話し聴いたな〜と帰ると今まで通り、
ワークショップをやっても、楽しかった〜
翌日にはいつもの通り。

結局、実践とココロが伴わないからである。
自分事になった時、当事者は大きく変化する。

手法論の答えは、今のような成熟社会では誰も持っていない。
それを知る事が大切である。

ココロと行動を一致させる、セミナーが必要である。
ココロや行動を変えるセミナーは習慣を変える事でもあるから、
心地良くない場合が多い。

だから誰もやりたがらない。

海外に行き英語を話せたら良いと誰もが思う。
しかし、話せるようになるのは、ほんの一握り!

何が違う!
面倒な行動を起こしたか、起こさなかったかである。

何処かの成功事例を聴くと、モチベーションは上がる。
しかし、何かやろうとすると、農業者はまず家族とぶつかる・・・
そこで諦めてしまう。その繰り返しである。

やり切る事に一番必要な事は、大きな事ではなく小さな一歩を確実に踏み出す事
そして、好奇心があれば大丈夫である。

ある程度まで一緒に行く、伴走者が大切である。
自分プロデュースのプロデューサーやシェフではなく、
黒子に徹する覚悟がある人である。

その部分を私はやり切ろうと思う。
そして、人財育成がお役目のようである。

■ 離職率  2015/10/31

農業は他の業界に比べれば、離職率は高い。

理由は幾つかあるが、農業の場合、家族経営が多い。
正直、きつくて単調な作業が多かったりする。
だからこそ、経営側はコミュニケーションをきちんと取り、
何を目指しているかを常に語る必要がある。

家族内のコミュニケーション不足のところも多く、
この位は分かっているだろうという思い込みが強い。

また、働く側も農業はのんびり自分のペースで仕事が出来ると思って
やって来る場合がある。

いずれにしても、常にコミュニケーションを取る必要がある。
人間は良くも悪くも忘れる事が多い、温度差も大きい場合が多い。
即戦力になる人材はなかなかやって来ない、根気良く育てる必要がある。

離職率を下げるには、本音のコミュニケーションが大切であると最近強く思う。

■ データ改ざん  2015/10/30

メディアで色々騒いでいる建築物のデータ改ざん。

あまりに広がり過ぎたので、そろそろメディアが引き始める。
答えは簡単、住宅系の販売が落ち込み広告収入が減るからである。

また、マンションなでの住宅は、オリンピックまでは投資を含めた
景気を引っ張る材料となる。
それに水を差されると、消費税アップの機会を失うからである。

こうやって、既得権が働き民は犠牲にされる。

農政も全く同じである。
ウルグアイラウンドで、沢山の箱物を作り、結果は放置施設の多い事、
次はTPPでどんな対策を打つのであろう。

もう箱もコンクリートも必要ない!
大切なのは、現場の意識改革である。

しかし、従順な農民と、国民にしておいた方が一部の人たちには都合が良いのかも!

百姓一揆が必要かもしれない。
昔のような、力ではなく、情報を活用した一揆ですかね。

メディアのデータ改ざんにも注意です。

■ 維新  2015/10/29

政党助成金でゴタゴタしている党がある。

明治の維新という言葉が一人歩きしているが、
薩長の作った、幻想である。

欧米列強に踊らされ、大切なものをなくしてしまった。

関連はないが、今回の維新の内輪揉めは本当に醜い。
政党助成金という金に目がくらんでいる。
金の切れ目が縁の切れ目! 昔も今も変わらない。

農業はどうか。
補助金の付く作物に農民はなびく。
飼料米になり、大豆になり、そばになり・・・

農政は一体何を考えているのだろうか?
この国に一番足りないのは、いつも哲学と戦略である。
それは、国も農民もである。

これからも大きく変わる事はないだろう。
大きく変わる時は、外圧か戦争などの異常事態以外にはない。
歴史を見れば明らかである。

■ 世界遺産  2015/10/28

登録が決まると一斉に喜びのポーズ!

何事もそうであるが、未来に向けて維持管理をする事となる。
一過性であれば、楽であるがずっと続く事を考える必要がある。

それは道路も同じである。
復興支援道路といって、県内各場所に建設されている。
今後沿岸地域に人口が増える見込みはない。

道路は一度作れば、維持管理費用が発生する。
それは、後世への負の遺産となる。

地方にいて感じる事は、全てにおいて設備過剰だという事である。
人口は減少して、過剰の設備はいずれ修繕の時を迎える。

沢山の農地を潰し、道路を作り、ショッピングセンターを建てる。
この国の根幹産業は、農業を含め物作りである。
物を作り付加価値を付け、海外に輸出する。
今も昔も変わる事はない。

それ以外で豊になるためには、植民地という資源か奴隷がいなければ難しい。
敗戦後、世界から注目を集めたのは、植民地も資源もない国が、先進国に復活した事である。

今は残念ながら、その遺産で食いつないでいる状況である。
急激に成長して、急激に衰退した国という世界遺産にならない事を祈る。

■ 地銀の合併  2015/10/27

地方銀行の存在意義が問われている。

地方で仕事をしていて感じる事は、
職員のエリート意識の高さである。

財政規模が少なく、魅力がないため大手銀行は進出していなのに
どうも勘違いしている職員が意外と多い。

そして、いよいよ地方銀行の合併が始まったのである。
昔のように、不良債権が多く経営が立ち行かないというのではなく、
人口減少社会を考え、未来に向けた合併である。

競争が激しい、首都圏で起こり始めた。
地方はそういう動きには鈍いのである。

凄い勢いで人口減少が進んでいるのに、変る事を好まない。

農業も似たところがある。
TPPが決まり、色々なものが変わるのに、動こうとしない。
まずは様子を見る。どこかの地域がやったらそれからやる。
結果的に、マーケットの取り合いとなる。

失敗を恐れるあまり、大切なチャレンジを怠っている。
この国に蔓延する失敗恐怖症を払拭しないと!

地銀の積極的な合併に、拍手である。

■ マーケティング  2015/10/23

今では、当たり前に買えるようになった、ノルウェーサーモン、
日本に入って来た当時は全く売れなかった。

売れるようになったのには理由がある。
日本人の好む魚を徹底的に研究した。

色、食感、味、そして現在の形になっている。
養殖なので、基本的にはエサの設計で、どれも解決出来るのである。

北欧諸国は、自国の経済では立ち行かない事は明白である。
だから、産業を極限まで効率化して、世界で勝てる商品づくりをやっている。

日本は? 結局中途半端な物が多い。
ガラケーが良い例である。グローバルスタンダードには完全に乗れなかった。

郷に入れば郷に従え!
TPPを受け入れた以上、その国に合った、商品作りが大切である。
お客様の価値と、作り手の価値を一致させる。

なかなか自分たちでは分からない。
だから私たちのような仕事があるのである。

マーケティングとは、身近で面白いのである。

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